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含み損事例 1518 三井松島でストップ安から学んだ4つの教訓

成功事例から学ぶことも多いですが、
失敗から得られる教訓は時に更に貴重です。

上手くいく時はたまたまタイミングが良かったり、
後付けの理由で説明されることも少なくありません。

そこで、私自身が経験した失敗から
学んだことを共有したいと思います。

この記事では、三井松島ホールディングス
(証券コード:1518)への投資で
ストップ安を経験し、大幅な含み損を抱えた
私の失敗例と、そこから得た教訓をお話しします。

背景:ストップ安による35%の含み損を経験

三井松島への投資でピーク時には
株式投資額の35%もの含み損を経験し、
血の気が引く思いをしました。

画面を開くたびに株価が下がっていき、
最終的にはストップ安に到達しました。

ヤフーの掲示板では
「翌日もストップ安だ」
といった売り煽りが見られ、
非常に不安な思いをしました。

この苦い経験から、以下の4つの重要な教訓を学びました。

教訓1:株の目的を明確に決める

多くの人が、
「お金が増えたらいいな」
「銀行に預けておくよりはいいかな」
といった漠然とした理由で株を購入しています。

私もその一人でした。

しかし、投資の目的を明確にすることが
極めて重要です。

主な目的には以下があります:

1. 配当収入
2. 株主優待
3. 株価上昇

それぞれの目的に応じて、投資戦略や
銘柄選択が変わってきます。

– **配当目的**:

高配当や連続増配企業を選びます。

銀行預金と比べると、年間5%程度の
利回りが期待できる銘柄もあります。

この場合、株価が下がっても配当が
維持されれば問題ありません。

ただし、業績悪化に伴う配当cut には注意が必要です。

– **株主優待目的**:

優待制度の充実した企業を選びます。
配当同様、長期保有のインセンティブになり、
結果的に株価上昇の恩恵も受けられる可能性があります。

– **株価上昇目的**:

成長性の高い企業や割安株を選びます。

この場合、企業の業績や将来性を
しっかりと分析することが重要です。

私の失敗例では、有名投資家の購入情報や
業界トレンドだけを根拠に購入してしまい、
十分な分析をしていませんでした。

教訓2:損切り・利確のルールを決め、厳守する

投資を始める前に、以下のルールを
決めておくことが重要です:

1. 損切りラインを事前に決める:例えば「購入価格から10%下落したら売る」など
2. 感情を排除し、機械的にルールを実行する

損切りの重要性:

– 早期の損切りで再投資のチャンスを作れます
– 他の優良銘柄へ資金を移動できます
– 塩漬け状態を避けられます

私の失敗例では、
「もしかしたら持っていたら上がるかも」
「自分が売った後に上がったらどうしよう」
といった感情から損切りができませんでした。

しかし、損切りができていれば、
株価が下がったタイミングで再度購入したり、
他の銘柄に投資したりするチャンスがあったはずです。

感情が損切りする際には邪魔します。
次のチャンスのためと感情を排除して
機械的に行いましょう!

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教訓3:時間軸の分散を行う

一度に全資金を投入せず、段階的に
投資することで、リスクを軽減します:

1. 少量から始めてテストする:市場の反応を見極めます
2. 利益が出れば追加購入を検討:順調な場合、徐々に投資額を増やします
3. 損失が拡大する場合は早めに損切り:自分の分析が間違っていた可能性を認識します

私の失敗例では、知識不足のまま
一気に大きな金額を投資してしまいました。

その結果、日々の値下がりとともに
損失が膨らんでいきました。

注意:ナンピン買い(値下がり時に追加購入)には
慎重になる必要があります。

優良銘柄であれば有効な場合もありますが、
業績悪化による下落の場合は、
さらなる損失につながる可能性が高いです。

投資の神様ウォーレンバフェットが買うような
銘柄であればナンピン買いもありと思いますが
私は自分が失敗した経験から後ろ向きです。

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教訓4:購入タイミングにこだわる

エントリーのタイミングが
投資成功の鍵となります:

– チャート分析などを活用し、適切なタイミングを見極めます
– 「安く買って高く売る」の基本原則を守ります
– 早い段階での含み益を目指します:これにより精神的な余裕も生まれます

私の失敗例では、自分の欲しいタイミングで
購入してしまい、結果的に高値掴みになってしまいました。

適切なタイミングで購入できていれば、
早い段階で含み益になり、より冷静な判断ができたはずです。

極端な例ですが、ストップ安の後に購入できていれば、
短期間で利益が出る可能性が高かったでしょう。

チャートをよく観察し、適切なタイミングを待つ忍耐力が重要です。

 

まとめ

投資において成功するためには、
以下の点が不可欠です:

1. 明確な目的設定:配当、優待、値上がり益など、自分の投資目的を明確にする
2. 厳格なルール遵守:感情に流されず、事前に決めたルールを守る
3. リスク分散:時間軸で分散投資し、一度に大きなリスクを取らない
4. 適切なタイミング選択:チャート分析などを活用し、エントリーポイントを慎重に選ぶ

これらの教訓を活かすことで、投資の失敗リスクを
軽減し、より安定した運用が可能になります。

ただし、投資には常にリスクが伴うことを忘れてはいけません。

常に学び続け、自己の投資戦略を改善していくことが、
長期的な成功への道となるでしょう。

この失敗経験を糧に、より賢明な
投資家になることを目指しています。